2013年7月13日土曜日

PRとインストラクション


私は最近、仕事の部署が変わり新しい組織が求める仕事のレベルについていけず、ヒィヒィいっております。インストラクションを研究するどころか、自分のレベルをあげるために毎日のたうち回っている始末・・・。まぁ、これも自己成長のためのトレーニングなのかもしれませんね。出来る限り、モノごとは前向きに捉えたいものです。


さて、今日のお題はPRとインストラクション。PRというのは広告とか宣伝とか、いわゆるマーケティングなどででてくる、あのPRです。Public RelationのPRです。今のお仕事はこれまでのコンピュータシステムなどとは若干毛色の違う、戦略だとかプロモーションだとか宣伝だとか、そういうジャンルのお仕事なのです。本当は面白いんだろうけど、私にはまだそれを楽しむ余裕が十分にありません。しかし、十分に余裕は無くても、この領域を勉強する中で出くわしました、インストラクション!!

「お前もか!ブルータス!!」と言いたくなるくらい、マーケティングのジャンルにもインストラクションとデザインというものが潜んでるんだわな〜。所長はちょっと感激してしまいました。何に感激したかというと、今、『戦略PRの本質』/井口理著という本を読んでいたのですが、この戦略PRという言葉の定義がまさにインストラクションそのものなので面白かったのです。少し紹介しますね。


戦略PRとは・・・

生活者に「自分ゴト化」を引き起こす「ストーリー」を構築し、広告を含む様々なコミュニケーション施策を融合させてその「ストーリー」を伝えることで、生活者の意識変化・態度変容・エンゲージメント(共感の構築・強化)を生み出す仕組み。

と定義されています。この本自体、私にはとても面白く勉強になっているのですが、ことインストラクションの観点から見ても、面白いのです。ここにでている戦略PRの定義をみていくと、「自分ゴト化」とか「ストーリー」とか「意識変化」とか「態度変容」なんてことが書いてあります。

対象者に「ストーリー」という道具や仕掛けによって、意識変容を促し、共感を集め、特定のことがらを自分ゴトとして捉えてもらうようにする。つまり態度変容を起こすようしむける。これがインストラクションでなくてなんなんですか(笑)。そして、目的に沿って仕掛けを配置していく。これは(インストラクショナル)デザインの世界ですね。

でもちょっと怖いですね。インストラクショナルデザインは、学び手の学習を支援するためにあるわけですが、ここで取り上げた戦略PRというインストラクショナルデザインは、お客さんを学習させて、自社の商品を買ってもらったり、ファンになってもらうようしむけるためのデザインでありインストラクションであるわけなので・・・。

賢く生きるためにも、私たちの身の回りにあるインストラクションメッセージを作り手の側から捉えられる様なスキルを身につけておきたいものですね。知らぬ間に学習させられて、もの買うはめにならないように(笑)。

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