2012年3月11日日曜日

震災から1年

あれからもう1年になるのですね・・・。
1年前の2011年3月11日(金)、14時46分に東日本大震災が起きました。

33年の人生において最大の地震でした。
僕は東京に居て仕事をしている最中でしたが、人生初の大揺れのなかで
下手すりゃ死んじゃうかも?なんて思いながら
お客様と一緒に地震が収まるのをまっていたのを思い出します。

宮城県に住む両親も地震の被害に合い、母親は車が津波に流されつつも
なんとか避難することができ、父親も無事に生きていました。
二人と連絡が取れたのは震災後4日目でしたが、連絡がつくまでは
全く持って生きた心地がせず、ただただテレビで状況を追いつつ
繋がらない携帯電話に電話したりメールしたりと、不安なまま過ごしました。

あれから1年たった今日、僕は嫁さんと一緒に劇団四季の「秋」劇場にて
『ユタと不思議な仲間たち』を観劇してきました。

劇団四季の皆さん、東北の人たちを励まそうと、東北沿岸部の学校の体育館で
この演目を公演し続けてくださったわけですね。

東北での特別公演の模様を舞台のVTRを観て、作品の内容だけでなく、
その活動の素晴らしさとありがたさに
ただただ泣くしかなかったのを思い出します。
公演場所の一つが僕の通っていた中学校でしたし、もう一つの場所が
僕の母親が避難していた学校だったから、尚更いろいろな想いが交錯し
感情が制御できなくなったんでしょうね・・・。

そんな劇団四季の『ユタと不思議な仲間たち』が期間限定で東京に帰ってきました。
そして、東京公演の開幕が本日だったんですね。
四季の皆さんにお礼をしなくては!という想いと、作品を生で観たいという想いがあり、
嫁さんと一緒に作品を鑑賞してきました。


東北特別講演を担当してくださった俳優の皆さんがそっくりそのまま
舞台で素晴らしい演技を見せてくれましたので、非常に堪えました。
作品のメッセージ一つ一つが刺さる刺さる・・・。
1年前の状況がフラッシュバックしつつ、作品のなかで色々な形で昇華され、
ほんと感情を揺さぶられた時間を過ごした次第です。

作品が終った後、東北公演の模様が写真で色々と紹介され、
寅吉じいさんを演じられた吉谷さんから挨拶があり、
その後で、俳優さんと観客で1分間の黙祷を捧げました。

最後は俳優さんがロビーで観客をお見送りしてくださるというサプライズ付き。
俳優さん全員には挨拶できませんでしたが、8人くらいの俳優さんと握手を交わしつつ
お礼の言葉を述べ、劇場を後にしました・・・。

スタッフを始めとする俳優さん達・・・大した機材も無い体育館で
真夏に公演し続けるのは本当に大変だったことでしょう。
不安に苛まれる現地の人たちに舞台を通し、希望を与え続けてくれた・・・。

劇団四季の皆さんには返しきれない恩を感じた次第です。
僕は金がなくなっても、劇団四季の舞台だけは見続けようと思いました。
ミュージカルを始めとする作品の力というものを信じているから・・・。

2012年3月4日日曜日

「CTAS」観劇・感激報告




本日、日本通算上演8114回目のCATSをホームタウンである横浜の
キヤノンキャッツシアターにて観劇してまいりました。


今日は一人での観劇、そして座席はC席9−90と、ボンバルリーナ握手席でした。
1月末に観て以来、ほぼ1ヶ月ぶりの観劇です。


ブランク1ヶ月の間にキャストが少し変更されましたね。
まず嬉しいのがボンバルリーナに西村麗子さんが戻ってきてくれたこと!
これは僕にとってはもの凄く嬉しい。


その他、美女と野獣のガストン役がハマっている田島亨佑さんが、
バストファー・ジョーンズ/アスパラガス/グロール・タイガー役(1人3役)として
CATSの舞台にやってこられたこと!
田島さんのガストンが大好きな僕としてはこれも嬉しいこと。


その他、種井さんがオールド・デュトロノミー、斉藤さんがマンゴージェリーに。
斉藤さんの玉突きなのか、それまでマンゴージェリーを演じてらっしゃった
瀧澤さんが久しぶりにギルバートへ!
早水さんのグリザベラ、これも久しぶりかな。


とまぁ、こんな素敵な布陣でCATSスタートってなわけですね。
そして今日の舞台の出来はと言うと・・・
相変わらず素晴らしい舞台をおもいっきり堪能してきました(笑)。




さて、このCATS。昨年の4月から本格的に観劇を始めて、
そろそろ観劇回数が35回を越えようとしています。
我ながらもの凄いハマリようなのですが、
自分はCATSの何がそんなに好きなのかを改めて今回は整理してみようかと・・・。


ということで、CATSの魅力を思いつくままに書いてみました。







◆キャッツの魅力その1
ウェバーの類稀なる音楽センスを堪能できるところ。
どの曲も観劇後に口ずさみたくなるようなメロディー!


キャッツの魅力その2
類稀なる文学的才能をもつT.S.エリオットの
一風変わった詩が脚本のベースになっていること。
猫の目から見た人間の世界が描かれているわけだが、
ここから引き出せる解釈の世界の豊かさよ・・・。


キャッツの魅力その3
ダンス。オープニングのダンスからカーテンコールまで、
キャッツは魅力的なダンスが盛り沢山。
そして一つ一つのダンスはクオリティが高い!
ダンサーである俳優さん達の日頃の稽古の賜物!
個人的なお気に入りシーンはジェリクルソングと
ジェリクル舞踏会のダンスだね。キャッツのダンス。
ソロパートだと、ヴィクトリアの月光浴ダンスと
ミストフェリーズのマジカルダンス!


キャッツの魅力その4
音楽とストーリーを彩る照明!これがまた綺麗なんだな~。
一押しは、ジェリクル舞踏会にて、デュトロノミーが夜空を星一杯にするところ。
それからグリザベラの天上への昇天するところ。いつ見ても心打たれる。


キャッツの魅力その5
24匹の猫とそれを演じる俳優さん。
ひねくれ者、ツッパリ、正義漢、犯罪者、汽車オタク、
長老、政治家、娼婦、過去の栄光にすがる老人、マジシャン・・・。
あらゆるタイプの猫が出てくる。そして、それを演じる俳優さんが
驚くほど猫に似てる。そして歌も踊りもめちゃ上手い!

魅力的な役者&ダンサーの中でも、僕がとりわけ好きなのが
ボンバルリーナを演じる西村麗子さん。
キャッツは色んな人が色んな役を演るとこに魅力があるんだけど、
ボンは麗子さんじゃなきゃ嫌じゃ!
西村さんが演じるボンバルリーナの絶対的美の世界は、
ボンバル麗子様じゃなきゃ出せない世界!

それからダンスによって自分を救ってくれた!
と思わせてくれたダンサーという点では
ミストフェリーズを演じる松島さんと永野さんは最強!
この二人のダンスは心の鬱屈した何かを振り払ってくれる力を持っている!
僕には2人のダンスは救いのダンスとしか思えない。

といいつつ、キャッツの役者さん基本的にはみんな敬愛してます、はい。
武藤さんも、田邊さんも、みんなみんな。


キャッツの魅力その6
舞台と客席が近く、観客も役の一部になるところ。
客を舞台に連れ去ったり、客のそばを行ったり来たり・・・。
あの距離の近さは本当魅力です!最後に客席におりてきて握手してくれるしw
これまで握手した猫でかっこ良かった猫のTop3

No3⇒永野さん演じるミストフェリーズ!
めっちゃジェントルマンな感じがしていい気分になったことが印象的です。

No2⇒武藤マンカス!
握手する時もマンカストラップというリーダー猫になり切っていて、
チラッと見せるマンカススマイルが素敵過ぎ。

そしてNo1はやっぱりボンバル麗子様!!
握手の時のお客様を大事にしている姿勢が、もうパーフェクトそのもの!!
ほんとプロフェッショナルって感じ。








とまぁ、思いつくままに書いてみました。
素晴らしい音楽と魅力的な脚本、そして俳優さん達の心をうつ歌と踊りの数々・・・。
横浜で公演しているあいだは、嫁さんと二人仲良く通い続けることになるでしょうw。