2012年も始まりました。
政治、経済含めて視界があまり好くない年かもしれませんが、
自分は自分でしっかりやるだけですね。
今年はこれからミュージカル『CATS』詣でに行きますが、
その前に一つエントリーを。ということで、今年のテーマとなる
キーワードっぽいもの。
「方法」と「文脈」でしょうかね。
昨年最後に竹田さんの現象学についてのエントリーをしてみて
改めて感じましたが、私たちのものの見方というのは
ほんと断片ばかりだなー、と。
今朝読んでいた本に、丸山眞男さんの
『日本の思想』のレビューが載っていましたが、
このレビューを読んで、意を新たにした次第です。
丸山さん曰く・・・。
日本には西欧のインテレクチュアル・ヒストリーの伝統がないため、
日本人は自分達の思想がこれまで辿ってきた変遷の過程を
体系的・歴史的に再構成するのが全然できていない、と。
そのため、西欧の思想を輸入するにあたっても、その思想が形成された
歴史的文脈を無視して、自分に理解しやすいところだけつまみ食い的に
取り入れる傾向があった、と。
夏目漱石も似たようなこと書いていますけど、
個人的に昨年の出来事を振り返った時に、全くその通りだなと
あらためて痛感しました。
混迷の時代こそリーダーシップ!!とかイノベーション!!
なんていわれますけど、その実態は、時代や状況に立ち向かった人たちが
己の問題意識やセンスをもとにこれまでとは違う方法をもって
挑戦してきた歴史につきるんじゃないかなという思いが僕にはありました。
そういう意味で、自分の視界を開くという意味を込めて、
今年のキーワードを「方法」と「文脈」にした次第です。
このキーワードを常に頭の片隅に起きながら、
仕事や読書、そしてCATSの世界を探索して行きたいと思う年初めでした。
それでは皆様、今年もよろしくお願いいたします。
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