2009年7月27日月曜日

速読自慢

速読を自慢している人に会った。
いい年した大人の方である。

「俺さ、速読できるから年間500冊くらい読んでんだよねー」だそうだ。

「ちなみにあんたはどんくらい読むの?月2,3冊くらいで年30冊くらいでしょ、たぶん」
と聞いてきた。あまりに馬鹿馬鹿しい質問だし、まともに答えるのも面倒なので・・・

「だいたいそんくらいですかねぇ」と答えておいた。

「ま、いいほうじゃん。普通の奴は大抵それすらよんでないからねぇ」とくる。

「他人のことはよくわかりませんが、そうなんですかねぇ」と答える。

「そりゃそうだよ。年300冊くらいは、よんでおきたいよな」と、またきた。

邪魔くさいなぁーと思いつつ・・・
「ちなみに年500冊くらいお読みになるとおっしゃいましたが、
どんな本を読んでいるんですか?」と聞いてみた。

「大抵最新のビジネス書はほぼ目を通しているよ。そのほか、XXさんや、YYさんの本は著者買いしてるし・・・」

聞いていてウンザリしてきた。
そりゃそーさ。
そんな著者の本なら、1冊5分くらいしか時間をかける必要ないじゃん、と思うようなものばっかなのだ。

そんな本を年に500冊読んだところで、一体なんだというのだ。

「ごめんなさい。そんなすぐに読めるような本を沢山読んで、何がおもしろいんですか?」と聞いてしまった。

「えっ?」と質問の意図が飲み込めないようだ。

要は、この程度の本というのは私にとって質の悪いテレビ番組と同じレベルなんですよ。
上手く、コンパクトにレベルを落として、誰が読んでもわかるように、ちょっと大げさに編集されている。
だれも年500番組見たぞ!!といって自慢する人なんていないよね。

少なくても話を聞いていると、年間TV番組500も観たという思考レベルのような気がしてならなかった。
まず、話がつまらないし、顔が思考力あるような顔じゃないし・・・。

著作が本業になっているような著者のビジネス本を大量に読んだところで、得をするのは著者だけだということに
なんで思いを巡らせないのだろう?

そもそも月1冊書く著者が質を保証できると思っているのでしょうか。

思考の軽い人が、軽い本を口述筆記で書いて、思考の軽い読者がそれを買う・・・。

あきれ果てて、ついつい訛ってしまう・・・
「もういい加減、気づいたらよかんべしゃー」




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