2009年7月31日金曜日

知の編集術/松岡正剛

”編集仙人”セイゴオ・マツオカの編集工学を垣間見る・・・

今月も今日でおしまいですね。
そして、自分のブログを振り返ったら、今月は棚橋さんの『デザイン思考の仕事術』しか
本の感想をエントリーしてないではないではないですか。
あららららー、です。

ほんと7月はチョーうんざりな月でした。
「助けてくれぇー」と悲鳴をあげそうになるような月でもありました。
「自分で何とかしろ」とどこからともなく聞こえてくるような月でもありました。
秘蔵宝鑰の序論を繰り返し読んだ月でもありました。

空海、いいですよー。
そのうちブログにエントリーしますが、空海の文章は最高の名文ぞろいですね。
死ぬまでに一度は読むことをお勧めします。

悠悠たり悠悠たり はなはだ悠悠たり
内外のけんしょう千万の軸あり
杳杳たり杳杳たり はなはだ杳杳たり
道をいい道をいうに百種の道あり
書たえ諷たえなましかば本いかんがなさん
知らじ知らじ吾も知らじ・・・
思い思い思うとも聖もしることなけん
牛頭草をなめて病者を悲しみ
だんし車をあやつって迷方をあわれむ
三界の狂人は狂せることを知らず
四生の盲者は盲なることをさとらず
生まれ生まれ生まれて生の始めに暗く
死に死に死に死んで死の終わりに冥し

『秘蔵宝鑰』の序論より

さて、話し変わって今月最後にご紹介する書籍。
それは松岡正剛さんの『知の編集術 ~発想・思考を生み出す技法~』です。


この本は、噛めば噛むほど味が出る私にとってはとっておきの1冊です。
噛めば噛むほど、と書きましたが、この本との最初の出会いは大学2年生の時です。
その時読んだ感想・・・編集工学の全体像が全然わからなくて、何をいいたいのかがわからない本。
但し、編集というものの奥の深さが何となくわかったような気になる本。
というのが一番最初の感想だったんですねー。

あれから、約10年。
2,3回読み直しましたが、読むたびに少しづつ、この本の印象が変わってきました。
そして、今回、読み直した時には、さらに新しい顔を見せてくれました。

そう。私にとってこの本は、自分の思考の柔軟性にあわせて、
その表情を四季のように変える変幻自在の編集本なんです。

このエントリーの最初にも書きましたが、
エディトリアル・エンジニアリング(編集工学)の創始者、松岡正剛さんが書いたこの本には
残念ながら体系的なエディトリアル・エンジニアリングの話はでてきません。
あくまでエディトリアル・エンジニアリングを垣間見ることができるだけです。
おそらく、エディトリアル・エンジニアリングを体系的に学ぶには
セイゴオ先生が塾長をつとめる編集学校ISIS(イシス)に入学するしかありません。

ここまで読んだ皆さん、なぁーんだ、なんていうなかれ。
エディトリアル・エンジニアリングの全体象はつかめなくても、
その全体像を想像するためのヒントは山のように詰まっています。
編集というものを見つめるための視点や手ほどきが軽快なリズムでポポンポンポンと
ページの間から飛び出してきます。

そして、すべてを読み終えたあかつきには、この本にもあるように
編集はめっぽうおもしろい”ということに自然と気がつくでしょう。

この本は、ある意味でエディトリアル・マジシャン、編修仙人松岡セイゴオの
知の技法が垣間見れる滅茶苦茶贅沢な一冊なのです。


◆目次

第1章 編集は誰にでもできる
第2章 編集は遊びから生まれる
第3章 要約編集と連想編集
第4章 編集技法のパレード
第5章 編集を彩る人々
第6章 編集指南・編集稽古

全6章、260ページからなる本です。



◆編集工学ってなんだろう

セイゴオ先生は言います。

われわれのまわりにはさまざまな情報がいっぱい満ちていて、
その情報がハダカのままにいることなく編集されているのですが、では、
どのように編集されているかというと、これがなかなか取り出せません。
そこで、これらをいくつかまとめて取り出して、その取り出した方法を
さまざまな場面や局面にいかすようにしてみようというのが、「編集術」になります。
また、そのようなことをあれこれ研究して、そのプロセスを公開することを
「編集工学」(エディトリアル・エンジニアリング)といいます。
編集工学の定義、お分かりになりました?


◆未曾有の編集世界を歩き回るためのコンパスとして

1.編集は遊びから生まれる
2.編集は対話から生まれる
3.編集は不足から生まれる

1.編集は照合である
2.編集は連想である
3.編集は冒険である
この本を読みすすめるに当たって、セイゴオ先生は
知のコンパスとして上記のキーワードを残してくれています。

昔の私は、この意味がわからなかった・・・。
でも今はおぼろげながらにわかる「気がする」。


◆編集的なモノの見方を身に付けると何ができる?

さまざまな事実や事態や現象を別々にほおっておかないで、
それらの「あいだ」にひそむ関係を発見できるようになります。
さらに、それらを組み合わせることで新しい発想を生み出す視点が獲られます。

私はほぼ確信しています。
セイゴオ先生の編集的なモノの見方や仕事術、そして棚橋さんのデザイン思考やその仕事術。
これらはそのうちフツーに仕事術のスタンダードになっていくだろうと。

悪いことは言いません。
まだ読んでいない方は、こんなブログ読んでいないで、早く本屋に行きなさい。





2009年7月30日木曜日

よい企画とよい文章

今月は、来月からチームメンバーになる新人さん3名のトレーニングに携わっています。

研修期間は1ヶ月あり、頭5日間くらいで開発に必要な基本知識を
座学と演習によって身に付けてもらいます。
そして、残りの3週間で、学んだ内容をいかに自分の携わるビジネスに適用していけばよいかを
自分で企画し、それをフィージビリティしてもらうというカリキュラムになっています。

フィージビリティのテーマ設定は「他社、もしくはチームに貢献できる内容」であれば
何でもよいということにしています。
ですので、企画、実施、進捗管理、成果のまとめ、発表までを自分で主体的にこなす必要があります。

もちろん、丸投げではなく、毎朝、朝会をやって問題点や進捗を確認しますし、
定期的にQAの時間をとっています。

そんな研修を、ここ数ヶ月運営してきたわけですが、今月の研修生を見ていて
ある、当たり前のことに改めて気づかされました。

まず、1つ目。
それは、企画のためのアイデアというものは、常に直感的に浮かび上がるということです。
そして、その直感は、実は、「長い間集中して考え抜くこと」を通してしか獲られないということです。
継続した思考無き所に、直感はありえないと言い換えてもいいでしょう。

今月の研修生3名を見ていて、改めて痛感しました。
見所のあるテーマ設定を行う人物は、頭2日間での座学のときから、
何かを意識的に探しつづけています。その観察力たるや、新人とは思えぬほど大したものです。

一方の、テーマを決めることができない人物というのは、座学は座学、演習は演習、
フィージビリティはフィージビリティと、すべてがワンショット的なものの見方をしていることに気づきました。

学んだり、経験したことがすべてぶつ切りで、本人の中にそれぞれの経験の相関をつくれないんですね。
なので、「座学で学んだあの内容は、開発するときのここの注意点だったんだ!!」などという学びが
悲しいことに皆無なんです。質問された時に手取り足取り指導してやっと理解してもらえる程度・・・。

何気なく自分が取り組んでいる作業に対して、常に疑問の種をまき、
疑問と疑問の間に何らかの関係性を作れないかを考え続ける。
考え続けて答えが出なければ、いったん回答は保留して、別の作業に取り組む。
そんなことをやっているうちに、ふとしたきっかけでこれまで考えていた問題の関係性が思いつき、
結果として魅力的な企画の種が生まれる・・・。

これまで指導してきたなかで、筋のいい企画をするタイプというのは概ね、こんな人たちでした。

面白いことをやるためには怠惰ではいけません。
何かしらの負荷を自分にかけ続けていると、
何かの拍子にポンッとアイディアが出てくるのだと思います。

これが改めて気づいた内容の1つ目です。
次は、2つ目。

明日が研修最終日だということで、研修生の成果報告書をレビューしているのですが、
ここでも一つ気づきがありました。
考えてみれば当たり前なのですが、指導する時の教訓として明記しておこうと思います。

ビジネスにおける駄目な、もしくは意味不明な文章を書く人は、決して文章が下手なのではなく、
そもそも自分が何を伝えようとしているのかを自分自身が理解できていないのだ。

そうですよね。
自分が理解できていないことを、他人に簡潔に説明できる人なんていません。
そもそもわかっていないから、書いている途中で文章が意味不明になるのです。

これに気づいて、成果報告書が上手くかけない研修生への対応をちょっとかえてみました。
時間と手間は掛かりますが、こんな対応です。
まず、自分がある対象に対して、わかっていることだけを箇条書きで書いてきてもらいます。
文章のフォーマットは、
「私は、○○について、Aをしっています。Aとは□□です。」
知っている内容と、知っていることの説明、これを知っている個数分だけ列挙してもらいました。

次に、列挙した内容間の関係を整理してもらいました。
似たような内容のものをグルーピングしたり、順序だててもらったりを色々と情報を編集してもらったわけです。

そして、自分相手に知ってもらいたい内容をキーワードとして2,3個列挙してもらった上で、
これまでの情報を数行の文章にまとめてもらいました。

するとどうでしょう。思ったほか、1回目の文章である程度意味の通った文章が書けるではないですか。
「やりゃー、できんじゃん。」と褒めたところ、「もうちょっと整理できそうなので、直してもって行きます」と喜んでいました。


これまで色々な人を指導してきて、たいていの人ができてしまうので、当たり前だと思っていた内容も
人によっては当たり前ではなかったりするんですね。

今回の件を通して、当たり前が当たり前として成り立っている根拠というものにもの凄く強い興味がわいてきました。
当たり前を実現する方法をとりだして、整理しておくことも
これからは大事だったりするのかなぁーなんて考えている今日この頃です。



2009年7月29日水曜日

車の購入

本日、奥さんと一緒にカーディーラーに行き、車を新規購入してきました。

今の時代、車については「所有」から
「共有」とか「借用」というパラダイムに変わってきているのでしょうが、
私はどうしても所有したかったのです。

時代の潮流に抗ってでも、今、車を購入する意味がありました。
今、だからこそ購入したわけです。
一番の理由は、生活のリズムに変化をつけたいことがあります。
私は私生活において計画的な行動というのがあまり好きではありません。
思い立ったら、プラッとどこかに出かけたい。
それが朝だろうが夜だろうが気にせずに即行動したいタチなんですね。
もちろん、今は社会人ですので、即行動できるのは土日に限定されるわけですが。

ここ最近、思うところがあって自分の生活パターンを振り返っていました。
あきれるくらいパターン化されていてつまらない。生活の中に異界がない・・・。
行くところは決まっているし、食べるものもだいたい決まっているし・・・。

読書や映画だけが自分の頭の中の情報にバリエーションを
持たせる手段だと気づいてかなり愕然としました。

身体的に異界と接したい。未知と接したい。

私は田舎育ちなので、山や海や川を見て
ボーッと考え事をするのが好きです。
こういうことを気が向いた時に、パパッと実行したい。
これは流石に交通機関に頼っていては実現が難しい。
だったら、車もとう。


単純極まりない話ですが、ま、これが一番大きな車購入の理由です。
もちろんこれだけではないんですけどね。

思い立ったらすぐ行動するためのツールとして
車は最強だと今の自分は判断したわけです。

初期投資として200万近くかかりましたが、
気持ちは非常にサッパリしています。

この判断を決定するまでに2,3ヶ月かけましたので、
購入後の気分はさっぱりしているのでしょうね、おそらく。


車を持つことで生活がどう変わるか、もしくはどう変えるか、
それを今後は楽しんで生きたいと思っています。

2009年7月27日月曜日

速読自慢

速読を自慢している人に会った。
いい年した大人の方である。

「俺さ、速読できるから年間500冊くらい読んでんだよねー」だそうだ。

「ちなみにあんたはどんくらい読むの?月2,3冊くらいで年30冊くらいでしょ、たぶん」
と聞いてきた。あまりに馬鹿馬鹿しい質問だし、まともに答えるのも面倒なので・・・

「だいたいそんくらいですかねぇ」と答えておいた。

「ま、いいほうじゃん。普通の奴は大抵それすらよんでないからねぇ」とくる。

「他人のことはよくわかりませんが、そうなんですかねぇ」と答える。

「そりゃそうだよ。年300冊くらいは、よんでおきたいよな」と、またきた。

邪魔くさいなぁーと思いつつ・・・
「ちなみに年500冊くらいお読みになるとおっしゃいましたが、
どんな本を読んでいるんですか?」と聞いてみた。

「大抵最新のビジネス書はほぼ目を通しているよ。そのほか、XXさんや、YYさんの本は著者買いしてるし・・・」

聞いていてウンザリしてきた。
そりゃそーさ。
そんな著者の本なら、1冊5分くらいしか時間をかける必要ないじゃん、と思うようなものばっかなのだ。

そんな本を年に500冊読んだところで、一体なんだというのだ。

「ごめんなさい。そんなすぐに読めるような本を沢山読んで、何がおもしろいんですか?」と聞いてしまった。

「えっ?」と質問の意図が飲み込めないようだ。

要は、この程度の本というのは私にとって質の悪いテレビ番組と同じレベルなんですよ。
上手く、コンパクトにレベルを落として、誰が読んでもわかるように、ちょっと大げさに編集されている。
だれも年500番組見たぞ!!といって自慢する人なんていないよね。

少なくても話を聞いていると、年間TV番組500も観たという思考レベルのような気がしてならなかった。
まず、話がつまらないし、顔が思考力あるような顔じゃないし・・・。

著作が本業になっているような著者のビジネス本を大量に読んだところで、得をするのは著者だけだということに
なんで思いを巡らせないのだろう?

そもそも月1冊書く著者が質を保証できると思っているのでしょうか。

思考の軽い人が、軽い本を口述筆記で書いて、思考の軽い読者がそれを買う・・・。

あきれ果てて、ついつい訛ってしまう・・・
「もういい加減、気づいたらよかんべしゃー」




2009年7月23日木曜日

ヒウィッヒヒーな広瀬香美さん

最近ブログに加えてtwitter(ツイッター)を始めました。
ご存知の通り、twitterは自分のアカウントに140文字いないの
呟きをガンガン投稿していくWebのサービスです。
このサービスの魅力の一つは自分が面白いと思う人の
呟きをフォローできるということです。

他人の掛け合い呟きを覗かせてもらっていると、
思わぬ情報が拾えたり、掛け合いの中で意外な発見があったりして面白かったりします。

そして、今日一番面白かったのが、最近twitterを始められたシンガーソングライターの
広瀬香美さんと勝間和代さんとの掛け合いです。

その中で本日、思わぬ名言というか、微笑ましくも面白い読み間違いが誕生してかなり面白かった。

その名言が「ヒウィッヒヒー」です。
簡単に言うと、これ「twitter(ツイッター)」の読み間違いです。

twitterのサイトに行ってもらえばわかりますが、
サイトのロゴをよーーくみると、日本人が観るとアルファベットの「t」が
カタカナの「ヒ」に見えるわけで、
それを広瀬さんが読み間違えたのが「ヒウィッヒヒー」誕生の由来なんですね。

ここのやり取り、ツイッターの真骨頂ですよね。
呟きベースなので、本人の人柄がモロにでています。

私はこれまで広瀬香美というシンガーソングライターに
特別な関心は払ってきませんでしたが、これをきっかけに
一気に親近感が湧きました。広瀬さん私よりずっと年上ですが、
このボケっぷりは可愛らしい。人柄がでていて、魅了されました。


最近ツイッターをやっていて、呟きを共有していると
擬似友達のような感覚が芽生えてくることに人間の面白さを感じています。
※あくまで擬似友達ってところがポイントなんですけどね。

ちなみに、こちらが私のツイッター


オプティマス再び・・・

やっぱり最高ですねぇー、オプティマス。

えー、ということで『トランスフォーマー リベンジ』をまた観てきました。
今年20本目です。
この映画、6月20日に先行上映で観て、過去最高の娯楽SFアクション映画だと思った次第です。

今日は疲れていたので、スカッとしたかったのと、
7月度は1回も映画館に行っていなかったことを踏まえ、
同じ映画をもう一度観ることにした次第です。

改めて、マイケルベイは天才ですね。
大衆が純粋に思考停止して楽しめる映画とは何かということをわかり過ぎるほどわかっている、と思いました。

いいんです。
ストーリーに突っ込みどころが多かったとしても。
映画は楽しむためにあるのですから・・・。

ほんと、この映画を観ると厭なことも悩みもすべて吹っ飛びます。
完璧な善悪二元論的ハリウッドの娯楽馬鹿映画、だからこそ楽しいですよねー。

もう私は開始10分にオプティマス・プライムが天空からパラシュートをつけて降臨するところから
テンション200%です。おまけにラスト10分の再臨して「Let's Role!」っていうセリフ・・・。
失神しますね。カッチョエエよオプティマス!!

オートボットたちよ、マイケルベイとともにPartⅢでも暴れまくってくれー。

と、おろかなエントリーを残して今日は寝ます。



2009年7月20日月曜日

新人さんに贈った10個の心得

一般的な会社であれば、7月には新人研修を終えた新入社員が配属され
職場が賑やかになっていることかと思います。

最近の新人はゆとり世代だから頼りない・・・なんていうオッサンと老人の中間層の人たちの
嘆きが聞こえてきたりもしますが、いつの時代も優秀な奴は優秀で、駄目な奴は駄目なわけです。

ゆとり世代にブーたれる暇があるなら、自分が優秀であることを証明して御覧なさい。
世代間でもちろん違いはありますが、だからどうした? so what?です。

いっしょに仕事をするメンバーに変わりはないわけですから、
文句があるなら見本を見せてから指導すればよいわけです。

最初から無いものを「あいつら○○ないんだよなぁー」というのは
唯のビーエーケーエー(B-A-K-A→馬鹿)ですよ。

ですから、新しく社会人になる若い人たちは
古い世代の戯言は適当にかわしつつ、自分なりの基軸をうちたて、
後悔のないように社会人生活を過ごしていただきたいと思います。

そんな思いを込めて2009年の6月末に新人さんに贈った10個の
仕事の心得を、自分の心得として振り返るべくここに掲載しようと思いました。

【新人さんに贈る仕事の心得】
1.チームの仕事は貢献の連鎖です。常に自分の仕事(成果)の意義を問うてください。
2.まずは目的と効果を考えてください。次に時間。それから手順・方法を考えよう。
3.仕事は「企画→実行→報告→整理」で一つの単位として考えよう。
4.仕事のプロセスはかならずトレースできるようにしましょう。
5.まずは型に従おう。従っているうちに君の能力に応じて好きなように崩せるから。
6.言われたことだけをやるのではなく、付加価値をつけるよう工夫しよう。
7.会社においては、義務を果たして始めて権利がもらえる。だから与えられた仕事は期限内にやり遂げよう。
8.仕事の基本は好意の交換であることを覚えておこう。あなたも人だが相手も人です。
9.30歳くらいまでにグランドデザインを描けるよう、準備しておこう。
10.現状維持は退歩であるということを覚えておこう。成長しないあなたは周りの迷惑になるんだよ。

※上記10個の心得はあくまで、社会人0~4年目を対象にしたつもりでまとめました。










Rainbow ~虹~

久しぶりに虹が出ていたので、
iPhoneでパシャリと・・・。

聖書によれば、虹は神が人間に対して
二度と滅ぼそうとしないことの証です。
※一度目はノアの洪水

昔の人は虹を観て何を思ったんでしょう・・・。











実はこの虹、
場所を変えてみると
2本並列なんです。
ほんと珍しい虹でした。

この角度だと
あまりわからないかもしれませんが、
左側にうっすらと
もう一本の虹が掛かっているんです。

ツバメの子供たち

一昨日、昨日と、奥さんの実家に行ってきました。

長崎ちゃんぽんが美味しい
リンガーハットでお昼を食べたのですが、
お店に入ろうとするとなにやらすごいことに・・・。

お店入り口の照明付近に
なんとツバメの巣が!!

それも巣にはお腹を空かせた
赤ちゃんツバメが三羽、
ピーピーピーピーとお母さんが
えさを運んでくれるのを待っています。




滅茶苦茶可愛かったので、写真を撮っちゃ
いました。
ほのぼのしますね、こういう光景。



腹減ったよぉーと鳴いています(笑)。






2009年7月16日木曜日

In All My Wildest Dreams/Joe Sample

先ほどのエントリーを書いていたら無性に切なくなってきました。

柄にもなく

躓いても転ばないようにしよう。もし転んだら前向きに転ぼう。
疲れたら少し休憩しよう。そしたらまた起き上がろうって進もう。
夢はいらない。志もいらない。先を行く先輩方がいるのだから・・・。

なんて書くからだね、きっと。
今の心境にぴったりの一曲をご紹介したいと思います。

フュージョン系のアーティストになりますが、
Joe Sampleという人のIn All My Wildest Dreamsという曲です。

これ、めっちゃ切なくていい曲です。
YouTubeに曲がありましたので貼り付けてみました。

この映像に出てくる人は今は亡きラッパーの2Pacという人です。
Joe Sampleは白人のオッサンです。
実は2Pac、Joe Sampleのこの曲をサンプリングしてDear Mamaという
これまた切ない「お母ァチャーーーン」系のランプソングを作っているのね。

おそらくこの映像つくったひとは、Dear Mamaのもとネタだからって
2Pacをもとの曲の映像に使ったのだろうと思われます。

ちょっとまっててくださいねー。
YouTubeにあるかなぁー。

おっ、発見。
ついでにDear MamaのPVもくっつけておきます。






◆Dear Mama

デザイン思考の仕事術のための基本姿勢

ここ最近、仕事に行き詰まりを感じています。
自分が担当するソリューションプロダクトにお客様がつかないからです。
お客様がつかないなら、じゃーお客様を作りに行こう、と思って色々活動すると
それがペシャッとやられてしまう・・・。

おいおい、せっかくみんな頑張って仕掛けを作りこんで
お客様に喜んでもらおうとしているのにあんたがそんなじゃ台無しじゃないか!!

とムンクばりの叫びをあげたくなる今日この頃・・・。
段々私の中のビジネスパーソンとしての要素が死んでいくのが実感できる。

多分ね、これ普通の人なら鬱になるよ。
でも、そこは私の中の不条理な英雄たちが現実逃避を許さないのさ。
「逃げるな、引き受けろ、歩みをとめるな、不条理を抱きしめろ」と私にささやく・・・。
だから私は「ひゃひゃひゃひゃひゃー」と尊敬する上司と一緒に笑ってみる。
あーあ、これじゃ鬱ではなく躁だね。危ない危ない。
上司曰く「大丈夫。お前は馬鹿馬鹿しい現実を茶化せる余裕があるから」だって。
持つべきものは尊敬できる先輩というとこですかねぇ・・・。

さて、今世紀最高のメンタルダウン状態ではありますが、
そんな時こそ、いつ出会うか分からない偉大な人たちと仕事をするために
コツコツとこれまでの自分の仕事のやり方などを振り返って整理しておきたいものです。

さーて、ようやく本題です。
今回のエントリーも棚橋さんの著書『デザイン思考の仕事術』を参考にしています。

今回取り上げたいのは、タイトルにもあるように
仕事に取り組むための基本姿勢についてです。
仕事といってもここではデザイン思考における仕事術という文脈ですが・・・。

さて、まずは引用から。
棚橋さんは前掲書でデザイン思考の仕事術のための
基本姿勢として7つの項目を列挙しています。

第一条 「わかる」ことは重要じゃない。「わからない」ことにこだわる。
第二条 オフィス内の論理にではなく、外の世界の現実に従う。
第三条 他人の意見や作ったものを否定しない。厭ならよりより代替案を具体的に示す。
第四条 頭の中だけで考えない。ことばや形を外部化して組み立てる。
第五条 仲間内で群れない。異分野の人と積極的に接する。
第六条 先人に学ぶ。古きものに学ぶ。今に囚われない広い視点をもつ。
第七条 グループワークを重視する。協力を惜しまない。
                         『デザイン思考の仕事術』棚橋弘季


今の私は、この七条にただならぬセンスを感じてしまいます。
仕事の基本姿勢としてこの七つを取り上げただけでなく、
第一条に「わかる」ことは重要じゃない、という姿勢を持ってきたところの品位すら感じます。

私が5年前に研修会社から親会社のSIベンダーに席を移してからテーマにしていることの一つに
「違いを生み出すための違い」は何なのか?というものがあります。
簡単に言ってしまえば、あるビジネスパーソンが突出する原因は何かということです。

もちろんまだ研究道半ばといったところですが、現状での仮説としては
優秀な奴は・・・
◆自分が分かったことに満足できない
◆自分が出した答えに納得しない
◆「分かった」後に、このレベル以上には分かることは無理なのか、と問いつづける
◆問いに対する回答をあらゆる手段で探そうとする
◆人間という存在が、そもそも最初から何かかけていることを見つめつづけられる
という特徴があるように感じられます。

でね。
表現こそ異なるけれど、ここで一番大事なのは
「わかる」ことは重要じゃないよということなんですよ。
先に引用したとおり重要なのは「わからない」ことにこだわること。

これは棚橋さんに聞いてみないと分かりませんが、
多分、「わからない」ことにこだわるという姿勢(第一条)をつきつめると、
実はおのずと残りの第二~七条というのは行動として要請されるのではないかということです。

分からないことにこだわり続けさえいれば、オフィス内では回答を見つけられなくなるはず。
そして他人の意見や作ったものも否定できなくなる。仮にあまりセンスがよくなかったり
場合によっては間違っている場合でも、一体全体相手はどういう文脈で対象を知覚、解釈し
その意見を作ったのか知りたくなる。要は相手を客観視すると同時に相手の文脈に
ドッポンと飛び込みたくなるもんです。
相手の文脈で何かを知覚・解釈したら、次はそれを外部化して相手と対話してみたくなるでしょう。
「ねぇねぇ、君ってもしかしてあの状況をこういう風に解釈して、こういう表現したの?」
とかって興味わきません?んでもって・・・
「その解釈も確かに分かるけど、こういう解釈ってどう?
他の人たちにはどう見えるかねぇ?ちょっと聞いてみようよ」
となっておそらく異分野の人たちと交流を持ちたくなるでしょう。
ちなみにそこから先は、今の自分の考えって系譜学的にどうなってんだろ?とかって思うでしょ、普通。
ニーチェに共感する私としてはどうしてもモノゴトの系譜学というのを知りたくなります。
ある程度けりついたら、最後はチームに戻ってヒーコラヒーコラ、メンバーと汗かくわけでしょ。

私には第一条が残りの六条を誘発するんじゃないかと思うのですが、棚橋さんはどう考えていたんだろう?
興味がありますね。

ま、いずれにせよ、棚橋さんが素晴らしいセンスの持ち主であることには間違いないわけです。
今回紹介した基本姿勢。おそらくデザイン思考などという敢えて言わなくても、
近い将来、すべてのビジネスパーソンに求められる
基本姿勢になっていくのではないでしょうか。

これでまた一人、私が私淑する人物が増えたことになります。
楽してこのレベルまでいけるなんてさらさら思っていません。
先輩の後をコツコツと追いかけるのみ。

躓いても転ばないようにしよう。もし転んだら前向きに転ぼう。
疲れたら少し休憩しよう。そしたらまた起き上がろうって進もう。
夢はいらない。志もいらない。先を行く先輩方がいるのだから・・・。