2009年6月7日日曜日

人は見た目が9割/竹内一郎

人は見た目が9割・・・というよりコミュニケーションは言語以外が多くを占める


先ほどのエントリーに関連してこの書籍も紹介しておこうと思います。

まず、この本についてですが、タイトルと内容が十分にリンクしていませんのでご注意ください。
そういう意味ではツリか?と思えるほどよく出来たタイトルです。
おそらくタイトルが秀逸であるために108万部も売れたのでしょう。

タイトルの「見た目」について述べられているのは全11章のうち1章だけです。
その他の章は、見た目というよりはコミュニケーションにおける非言語的な要素の
重要性について述べられています。

心理学では、人間が伝達する情報の中で話す言葉の内容そのものがしめる比率は
たかだか7%に過ぎない、という研究結果が出ているそうです。
この本はのこり93%を占める非言語コミュニケーションの重要性を様々な観点から
簡単にまとめられた雑学本のようなものです。

Amazonのレビューでも・・・タイトルが秀逸で中身は薄っぺらい、などと酷いコメントが多かったりします。
見た目を良くするための具体的なメソッドが何も無い、などと憤っているコメントもあります。

私の正直な感想は、タイトルはツリっぽいけど、それなりに非言語コミュニケーションの重要性を
色々と紹介してくれる読んでて楽しい雑学本といったところです。

※具体的なメソッド云々といっている輩は馬鹿である。
 なんでもメソッドが無い、具体的なノウハウが無い、なんて言わないほうがいい。
 自分の知性の無さを露見するだけだ。


今回、あえてこのような雑学っぽい書籍を取り上げたのにはわけがあります。
前回のエントリーで身だしなみやマナーについて触れたわけですが、
この本の中に「そうなんですよねー」とうなずける箇所があったからです。

その一節を紹介して終わりにしたいと思います。

私の「マナー観」が変わったのは、あるマナー教育の専門家に出会ってからだ。
マナーは計算されて作られている。何故そのマナーが生まれたのか、という説明を
受けているといちいち頷かされる。きちんと考えて行動すれば、
みんなそのマナーに行き着くのである。
そのマナーに行き着かない人は、対人関係を考えていないのではないか、
とさえ思えてきたのである。

マナーというのは一見堅苦しいように見えますが、実は非常に合理的なものなのです。
本質に最短時間でたどり着くための標準的なプロトコル(約束事)がマナーだったり
身だしなみだったりするわけです。というか、私はそう思っています。


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