2009年5月26日火曜日

オカユ社員現る・・・

最近、身の回りを見渡してもそうですが、いたるところでサービス化が進み
物事がどんどんわかりやすくなっているような気がします。

親切なディレクション、親切なマニュアル、優しい指導・・・
あげればキリがありませんが我々を取り巻く世界はオモテナシに溢れています。
そのため、特に考えなくても何かの結果を受容できるようになっているのではないでしょうか。

インストラクターなどという因果な商売をやっていると、
色々なタイプのビジネスパーソンに出くわします。
つい最近も、こんな社員に出会いました。

私 「来月からのプロジェクトに先あたり、フィービリティとして○○というツールを使って
    XXシステムのプロトタイプを作ります。」

私 「○○というツールを使った開発の仕方はアーで、コーで・・・」

・・・と2日間にわたって設計のポイントや作業手順、ツールの使い方をレクチャーし、
資料やマニュアルを与えプロジェクトメンバーにプロトタイプを開発してもらいました。
ま、これで一通りの開発手順が身についたわけです。開発対象のプロトも簡単なものだったので、
大抵のメンバーがプロジェクトの本番を想定し色々と機能を確認したり、作業手順を整理してくれていました。

私 「後は皆さん、プロジェクトが始まったら、今回の内容を踏まえ、
   お客様と決めた仕様に基づいて開発してください。プロジェクトの成功を祈ってますよ。それでは!!」

と、プロジェクトルームを後にしました。
そんなこんなで数週間がたち、プロジェクトが動き出しました。
みんな問題なくやっているかなぁーと思い、プロジェクトルームに立ち寄ったところ
私のレクチャーに参加していた某社員がこんなことを言ってきました。

某社員 「あのー、すいません。」

私 「あー、○○さん、ご無沙汰していました。プロジェクトは問題なく進んでいますか?」

某社員 「あなたにレクチャーしてもらった内容と、お客様との要件定義で決めた仕様が異なるので
      作業を進められないんですけど・・・」

私 「ん?どういうことですか?レクチャーの内容はあくまで学習用のプロトタイプなので
   機能も簡易化されているわけですし、お客様との間で決めたものとは異なりますよね。
   でも基本的に画面のレイアウトも似ているので、学んだ内容を応用すれば開発は可能ですよ。」

某社員 「学んだ内容の応用の仕方については、レクチャーで説明がなかったじゃないですか。
      これから応用の仕方についてレクチャーしてくださいよ。」

私 「すいませんが、学んだ内容を応用して開発するのが○○さんの仕事ですよね?
   応用といっても画面の名前や項目名を読み替えれば
   基本的にプロト開発でやったこととあまり変わらないですよ。」

某社員 「じゃ、実際の画面に読み替えた上で、作り方をレクチャーしてくださいよ。」

私 「それって、○○さんに変わって私が仕事するのと同じじゃないですか。そりゃまずいですよ(笑)」

某社員 「お客様と決めたこの画面をベースにレクチャーはしてないじゃないですか。
      それじゃ私、わかりませんよ(プチ切れ気味)」

今月、こんな社員に二回も遭遇しました。
自分がいまこれからやろうとしていることを、手取り足取り、やり方まで含めて噛み砕いて教えてもらわないと
切れ気味になる社員なんて初めてです。

ぽっくん、オツムの消化器系が弱いから固形物はたべれないの・・・。
ぽっくんに食事を出したいのであれば噛まずに食べられる御粥にして・・・。

わたしはこういう社員をオカユ社員と名づけたいと思います。
オカユ社員、恐るべし。




0 件のコメント: