2009年3月29日日曜日

映画『ニクソン』を観ました

昨日、『フロスト×ニクソン』を観たのをきっかけに
ニクソンという人物に非常に興味がわいています。

そういや、あのオリバー・ストーン監督がアンソニー・ホプキンス主演で
ニクソンを撮影していたな、ということを思い出し、
TUTAYAでDVDを借りてきました。

先に紹介した『フロスト×ニクソン』が大統領辞任後を描いたものであるのに対し、
こちらの『ニクソン』は大統領辞任までを描いたものです。

そして、どちらの作品も見ごたえ十二分でした。
特に今回みた『ニクソン』はニクソンの人となりが非常に丁寧に描かれており、
なぜ彼があそこまで盗聴にこだわったか、大統領になることにこだわったかが
あますことなく描かれています。もう凄いの一言。そしてキワドイ映画です。
オリバー・ストーン監督、こんな作品つくってよく暗殺されなかったなぁ、って感心してしまいます。
それほど危ない映画です。そしておそらくこれは半分以上真実でしょう。

政治の本質が悪であることを徹底的に描いています。
圧巻はJFK暗殺の黒幕が紹介されるところ。JFK暗殺の黒幕は、ケネディのようなハンサムでアホな若造では
これからのアメリカ帝国の国益を守っていくことができないと判断した共和党のトップや
国際企業(オイルカンパニーや金融資本)であったということ。
そりゃそうだわね。あの時はオズワルドという一人の人間が暗殺を行ったということで処理されたわけだけど、
国家の最高権力者をいち暗殺者が単独行動で暗殺するなんてありえない話だもんね。
暗殺の裏では様々な思惑と利害関係と金が動いているわけです。

政治の本質を考えようとする人間であれば、必ず観ておくべき作品だと思いました。
『フロスト×ニクソン』を観ようとしているのであれば、先にこちらを見ておくとより楽しめると思います。

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