2009年3月1日日曜日

映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観ました












ことし7本目となる映画、ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観ました。

今年度のアカデミー賞において数多くの部門でノミネートされた作品ですし、
ストーリー自体も80歳の老人として生まれ、年をとるごとに若返っていく男を
描いているということから、とても楽しみにしていた映画です。

上映時間が約3時間という長編物語ですが、
時間をまったく感じさせない素晴らしい作品でした。
アカデミー賞にノミネートされるだけのことはあります。
間違いなく今年度観た傑作の一つです。
全然関係ありませんが、この作品を観ていて
『タイタニック』や『フォレスト・ガンプ』を観たときの懐かしい記憶が甦りました。

作品自体については、何も言うことがありません。
様々な思いが心をよぎりました。
お恥ずかしいことに、上映時間3時間のうち2時間近くは泣いていました。
何なんでしょうね・・・普通の人なら泣かないであろうシーンでも止め処もなく涙がでてきたんですよね。
両脇に女性がいてケロっとしているのに、自分だけ泣いているのは変な感じなのですが本当に泣けてきた。
アホくさいけれど、鑑賞後に泣き疲れた作品は久しぶりです。

何といいますか、これまで30年生きてきて、それなりに経験してきたことが、この作品の場面場面とリンクして
あらためて辛く、悲しく、壊れやすく、切ないけれども、いとおしいくかけがえのないものだということを
実感でもしたのかもしれません。
もしくは根源的に誰かと生きることの可能性に私の心が何かを感じたのかもしれません。
いずれにせよ、うまく言葉に出来ないけれども非常に大事なものを感じさせてくれる作品だったと思います。

ブラッド・ピットの若返りも非常に良かったです。
正直、特殊メークで単に若返っていくだけなのでアカデミー主演男優賞は無理だとおもいましたが、
それでもブラッドピットは美しかった。最後に20代前半くらいまで若返りますが、本当に美しい。
男の私で見とれるほどの美しさ。そりゃ、アンジーもガブっといきたくなるわな。

そして、私の大好きなケイト・ブランシェット。これも筆舌に尽くしがたい。
こういう柔らかさと品と知性を感じさせてくれる美しさは最近ではそうそうお目にかかれるものではありませんね。
ほんとうに息を呑むほど美しい。さすがに映画後半は老いてしまい、肉体的な美しさは無くなってしまいます。
けれども、ブラッド・ピットの若返りと対比してみていくと、その老いという事象さえも
人生というなの美しさの一つなのかなぁなんて思っちゃったりします。

映画は奥さんと見てきたのですが、帰り道に
「お互い仲良く年とれるっていうのは実は幸せなことかもしれないね」と奥さんに言ったら
「そういう台詞、似合わない」と一蹴されました・・・。


本当に綺麗で美しい、ケイト・ブランシェット。

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