2009年2月17日火曜日

プロフェッショナルの条件 ~本質の泰斗:ドラッカー~

今、本屋さんに行くと必ずといっていいほど、
ビジネス書のコーナーがあります。そこには数多くの成功本とでも
よべるような、ビジネスのノウハウが掲載されたものが
置いてあります。
その数ときたら、あきれかえるほどです。

もっとびっくりするのが、それらの本の中から
ベストセラーが沢山生まれているということです。
きっと皆さん、成功したいんでしょうね。

私もたまにではありますが、そういった成功本を
手に取るときがあります。
仕事柄、読んでいないと会話に混ざれなかったりすることが
あったりするので、お金に余裕があって、かつ自分のテンションが
最低の時に限って読むようにしています。

私にとって、成功本の一番の効用とは、
読んでいると次第に読んでいること事態が馬鹿らしくなり
さっさと気分を切り替えて違うことしよう、と思えることです。


私は、いわゆる成功本やノウハウ本を読むこと自体、それはそれでいいことだと思います。
でも、この類の本は実行してナンボの世界です。そして、残念なことに大半の人は読んで終わりです。
私はもっとひどく、読んでて馬鹿らしくなって終わりですが・・・。

よく、ブログで成功本について大量のエントリーをしている方を見かけますが、
正直「おやめになったらいかがですか?」とアドバイスをしたくなります。
そんなことをするより、どれか1冊を読んで、自分のアクションプランを作成し、毎日、毎週、毎月の単位で
実行結果をモニタリングして、期待値と実績を比較し、その結果をブログにエントリーしたほうが
よっぽどあなた自身の成長につながるだろうに、と思うのですが・・・。
ちなみに、アドバイスをするもなにも、私自身そういうサイトに二度と訪問しないのですが・・・。

前置きはこのくらいにして、そろそろ本題に入りましょう。

今日は、私が大学時代からずーーーーっと読み続けている1冊の書籍をご紹介しようと思います。
それが、ピーター・F・ドラッカー著『プロフェッショナルの条件』です。
ドラッカーの著作は沢山あり、私自身、その殆どに目を通しています。どれもが素晴らしい。
しかし、ドラッカーの著作の中で、この本ほど回数を読んだものはありません。

ドラッカーは不思議です。社会人になってからは読めば読むほど影響をうけるようになるのですから。
社会人の観点で読んだ書物のうち、この本以上に学べて、かつ自分の生活を振り返させられた本はありません。

ドラッカーのいいところというか、凄いところは本質の泰斗だということ。
平易な言葉で、物事の本質を射抜ききるということは、本人によほどの力量がないと出来ないことです。
もちろん、ところどころ「論理的に飛躍かな?」と疑問を呈したくなるところもあります。
意見が合わないところもあります。
でも、一番学べるんです。
特に社会人としての実体験が増えれば増えるほど、そこに書いている言葉の威力がわかります。
だから、私自身、読めば読むほど影響をうけるのでしょうね。

さて、最後にこの本からいくつかのフレーズを引用して終わりにしたいと思います。

この本のPart5は「自己実現への挑戦」と題されているのですが、
その第3章に「何によって憶えられたいか」という話が掲載されています。


◆自らの成長のためにもっとも優先すべきは、卓越性の追及である。そこから充実と自信が生まれる。

◆能力がなくては、優れた仕事はありえず、人としての成長もありえない。

◆自らの成長に責任を持つものは、その人自信であって上司ではない。
  誰もが自らに対し、「組織と自らを成長させるためには何に集中すべきか」を問わなければならない。

◆今日でも私は、この「何によって憶えられたいか」を自らに問い続けている。
  これは、自らの成長を促す問いである。なぜならば、自らを異なる人物、
  そうなりうる人物として見るよう仕向けられるからである。
  運のよい人は、フリーグラー牧師のような導き手によって、この問いを人生の早い時期に
  問いかけてもらい、一生を通じて自らに問い続けていくことができる。


conさん
周りが楽しそうにしている中で、自分の道をひた歩むのは孤独なことですよね。
努力の先に待っているのが、かならずしも自分の意図した結果とは限らないかもしれないという
漠然とした不安もあるかと思います。というより、私の場合は多々ありました。
ちなみに私の大学時代(9年前)は意気込んでトライした資格の類は軒並み全滅し、
自分ではどうでもいいと思っているものについてのみ最良の結果が得られるという喜悲劇的なものでした。
友人たちからも「オメー、いったいどうなってんのよ?」と笑われたりもしました。
ですが、今となっては報われない努力こそが自分の力になっているのを実感していたりします。

いずれにせよ、conさんが色々考えながら自分の道を歩んでいるという事実、これだけでも
どこかに励まされる人がいるんじゃないですかね?いまはいなくても、そういう行動が出来るconさんに
勇気付けられる人たちがいずれ出てくるはずです。これは体験的に100%といっていいくらい。
面白いことに、社会人となって仕事をし始めると、気付くと似たような人が周りによってきたりするものです。
ですので、是非とも頑張ってくださいね。

このブログが多少なりともconさんのお役に立てることを願って、このエントリーを終えます。


1 件のコメント:

con さんのコメント...

わざわざありがとう御座います!!
ついつい弱気になってしまうので、そう言っていただけると楽になれます。w

そうですね。ビジネス書はいくつか読みましたが読んだだけで満足してしまい自分の力になったとはいい難いです。よほど気を付けないと実践できないですし。
小説ばかり読んでます。

本の紹介ありがとう御座います!!今度本屋で探してみます。魅力的な人の座右の書と言うのは、本当に参考になります。

ではまたおジャマします。