2009年2月9日月曜日

人材育成という考え方の終焉

皆さん、こんにちわ。

先週末から泊りがけで、会社の研修に参加してきました。
昇進してちょこっとだけえらくなった分、それなりの結果をださないと
会社から明確に役立たず扱いされるポジションになったわけです。

研修では、会社の実務レベルのリーダが集まり、ワークショップ形式で
今後の自社サービスの開発方針やら改善施策やらを脳が汗をかくくらい議論してきました。

宿泊ありの研修というものを今回初めて受けたわけですが、想像以上に核心を突いた奇麗事なしの
激しいディスカッションができるものなんですね。ちょっと感心しました。

さて、ここからが本日のエントリーにおける本題です。
それは何かというと「人材育成」という考え方、かっこつけていえばパラダイム、はもう成り立たないということです。
企業研修をやっている会社に勤めているくせに、「人材育成という考え方が終わった」なんて
軽はずみにいえないのかもしれません。ですが、それでもやっぱり終わったんです。
というか、とっくの昔に終わっていたのを自分なりに完全に理解したという表現のほうが正しいのでしょう、おそらく。

もちろん、会社に新しく入ってきた人たちに最低限のルールを教えたり、
基本的なモノの考え方や仕事の仕方を指導するといった意味では「人材育成」は重要でしょう。
しかし、今回、職場のプロで第一線で活躍している人たちと腹割って話して感じたことは、
「人材育成」では活躍する人材は育成できないということでした。
「人材育成」のレベルで育てられるのはあくまで「最低レベルで使える人材」なんだなぁ
というのが素直な感想です。
まぁ、これを「求められる人材」としておきましょう。
それに対して、ずば抜けた力量を持つ人を超プロフェッショナルを「活躍する人材」とします。
皆さんの周りにも沢山いると思いますが、本当に凄い、
ずば抜けた力量をもったプロフェッショナルという人たちは
おそらく育てられたりしていないのではないでしょうか。
すくなくとも、「本当のプロフェッショナルは誰かに予定調和的に育てられてはいない」ということが
今回の研修を通して得た知見です。

では、本当のプロってどうやって生まれてきたんでしょうか?
2日間の濃いーディスカッションを通して浮かび上がってきたキーワードが
「成長支援」と「本能を刺激する場作り」でした。

話してみて分かったことは、この手の人たちというのは「普通」であることを激しく嫌い
自分が定めたヴィジョンやミッション、または価値観を非常に重要視し、
それがゆえにめちゃくちゃ「自発的」です。
この手の人たちは、適当が嫌い、無駄が許せないということもあり、
仮に放置プレイしていても勝手に勉強して、
その分野を構成している要素とそこに働いている内部・外部の力を見抜いてしまいます

ようは物事に対する「パターン編集能力」に優れているんですね。
これがいわゆる「知恵」というやつかと思いました。

で、ちから尽きたので結論にしますが、これからの社会で必要とされるのは
”たぶん”「求められる人材」ではありません。
「活躍する人材」です。そしてこれらの人は「人材育成」という枠で育てることは出来ません。

それには「成長支援」というアーキテクチャ(仕組み)でのサポート活動が必要です。
じゃ、どうやってそのような仕組みを作ればいいかというと・・・それは企業秘密なので教えません(笑)。





0 件のコメント: