2009年2月3日火曜日

見える化の本質

みなさん、こんばんわ。

今日は、自分の職場で行われている摩訶不思議な現象について考えてみたいと思います。

世は不況です。ホンダさんは幹部社員が一律5%の給与カットになるそうです。
モノが売れず、大変ですがこういうときこそ、自分たちの足元を固め、
厳しい状況下においても新しいビジネスチャンスを見つけられるよう努力したいものです。

さて、このご時世ですので、私の会社もキャッシュアウトの抑制を目的に
作業の改善や仕事の見える化というものが念仏のごとく唱えられ始めました。
これ自体はいいことだと思います。

しかし、「改善」や「見える化」というテーマそのものは悪くはないと思うのですが、
それを推進している幹部社員を含め、それに従う一般社員のレベルが低くて
ちょっと嫌気がさしています。

皆さん、見える化の本質って何だと思いますか?

私は、見える化の本質は管理者による「したい化」と「見たい化」
そして管理されるものによる「見せる化」にあると思っています。

この双方の歯車が上手くかみ合ったときに、仕事というのは結果として見える化され、
それにより改善やイノベーションの芽が見出せるのではないでしょうか?

違いますか?

でも、わが社で始まった見える化運動ときたら、個人の1日の作業スケジュールと
所在の一覧化、そして残業時間の一覧化だけときたからビックリです。

これを一覧化して何しようって言うんだい?

作業スケジュールの一覧についても、
見積もりや進捗という概念がまったくなくて失禁しそうになった・・・。

いったい何が見たいの?
一覧を使って何がしたいの?
不況だから、足元固めるためにわが社では
見える化を徹底しています、とでも言いたいのだろうか?
「見える化」という名の思考停止はやめてもらいたいものだ。

スケジュールを書くほうも書くほうで、「みんな何のためにこれ書いてんの」ってきいても
「見える化のためだよ!!」なんて自信満々に答えてたりする。
「見える化って大事だけどめんどくさいよね」なんてのたまう輩もいる。

だからさー、何のための見える化なんだよ~~~?

そりゃ、見える化を目的とした見える化作業なんてめんどくさいですよ。
それどころか、めんどくさいを通り越して迷惑ですらあります。

まともな思考力を持っているはずの皆さん。
手段と目的を履き違えないように、自分の思考を再点検するのを怠りなく・・・。


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