2009年2月2日月曜日

映画『誰も守ってくれない』を観ました

今日は2月1日。そして、毎月1日は映画の日です。
映画が1本1000円で観れます。
ということで、今年5本目となる、
誰も守ってくれない』を観てきました。

殺人事件が起きたときにマスコミ報道の裏で
おこっているもう一つの事件を、今までにはない
【加害者の家族】という観点から描ききっている
社会派のヒューマンエンターテイメントです。

この映画は、予告編を観たときから気になっていた映画でした。

皆さん、あるとき自分の家族の誰かが、猟奇的な殺人を犯したらどうしますか?
容疑者の家族としての自分は社会的にどのような状況に追い詰められると思いますか?
容疑者の家族というのは、加害者なのでしょうか、それとも被害者なのでしょうか?
事件を報道するマスコミや正義面してコメントする人たちっていったい何なのでしょうか?

こんなことがちょっと気になっていたんですね。

話は、小学生姉妹を殺害したある少年が逮捕されるところから始まります。
平凡な4人家族のなかで長男である未成年の男が殺人を犯し、逮捕されることで
残りの3人はあっという間に容疑者の家族という状況に立たされます。
一般的に容疑者の家族というのは、その罪悪感やパニックにより自殺してしまうケースが
多いそうです。自殺されてしまっては事件の調査が進まないため、警察は
容疑者家族の保護を行うのですが、容疑者の母親は警察の目を盗んで自殺してしまったり・・・。
映画の主人公となる容疑者の妹(15歳)は突然の出来事に、現実を受け止められません。
何がおきたか分からないまま、世間の容赦ない視線にさらされる少女、
佐藤浩一が演じる刑事の勝浦は彼女を保護しますが、どこまでも追ってくるマスコミや
世間の目によってプライバシーや過去の出来事を全て暴かれボロボロにされます。
少女を保護しつつ、起きてしまった事件に向き合わせるため二人は
ある結末に向かって逃避行をするといったストーリーです。

本当によく出来たストーリーだと思いました。
評価:★★★★☆(90点)

殺人というのはその行為を通して、被害者の家族、さらには加害者の家族も
回復不能なまでに崩壊させてしまうであるということが痛々しいほど上図に描かれていました。





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