2008年12月14日日曜日

映画『WALL・E(ウォーリー)』を観た

本日、レイトショーにて映画『WALL・E』を観ました。

評価:★★★★☆(95点)

本当に良く出来た映画だと思います、この作品。
出てくるロボット系のキャラクターが際立っています。

本当に可愛い。一つ一つの仕草が愛らしい。
観ていて、心から癒される映画でした。






話の舞台は地球ですが、この地球には既に人間は住んでいません。
ゴミが溢れ、放射能に汚染された地球という想定になっており、
そこにはゴミ処理ロボットのウォーリー1台だけが存在しています。
500年(たしか)の間、せっせと地球にあるゴミを集めて処分しています。

地球にいた人間はどうなったかというと、700年前に宇宙船に乗り込み地球を脱出しています。
そしてこの宇宙船は、人間に娯楽を与えるための設備がたくさん備わっており、
宇宙を放浪する間に、人間はロボットに身の回りの世話をしてもらうようになりました。
空飛ぶ電機車椅子みたいなものにのって生活し、歩くことを行わなくなったため
人間は全てメタボなデブになっており、おまけに体の骨が退化し
まともに立てなくなっているという地獄絵図のような状態です。

そんな人間も、いつの日か地球に帰ろうと、定期的に探索用のロボットを地球に送み
、地球に人間が住めるかどうかを確認しています。
この役割を担って、地球にやってきたのがウォーリーの初恋の相手になるイヴちゃんなんですね。

ウォーリーはずっと一人ぼっちだったわけですが、人間が残していったゴミのなかから
男と女が手をつないでダンスするVTRを見つけて、それにあこがれます。
ウォーリーの願い、それはいつの日か手をつなげるパートナーを見つけること。
イヴちゃんに出会ったウォーリーは、この子と手をつなぎたい一心で、これまでやってきた
お掃除の仕事を放り投げ、イヴちゃんとの冒険の旅に出るというのが話のあらすじです。

この映画、面白いことに、ほとんど台詞というものがありません。
なぜならこの映画の主役はウォーリーとイヴちゃん、それと仲間のロボットたちで、
ロボットたちは話せません。せいぜい名前を呼ぶ機能がついているレベルです。

ですが、このロボットたちが織り成す仕草や表情、そして機械の音が
下手な台詞以上に鑑賞者に会話を想起させます。
この点については滅茶苦茶関心しました。
ピクサー凄い!!と思いました。
もうひたすら登場するロボットたちが可愛らしい。
仕草の一つ一つで笑みがこぼれ、困難に立ち向かうシーンでは応援したくなります。
久しぶりに感情移入できるアニメでした。

この映画のストーリーにはロボットの恋愛のほかに、人間への警告のようなものが
隠されていると思いました。

かけがえのない地球を大事にしろと。自分の体を使って生きろと。
ロボットに自然や相手を大切にする心があって、ひとにないわけはないだろうと。

そんなメッセージが鑑賞する側にやわらかく伝わってくる、傑作アニメーションだと思います。

0 件のコメント: