2008年11月8日土曜日

映画【X-ファイル I WANT TO BELIEVE】を観た


本日公開の映画
X-ファイル】を観てまいりました。

X-ファイルなんて何年振りでしょうか?
大学時代にハマって、全9シーズンの内
たしか7シーズンまでは全部鑑賞したはず・・・。





大学時代にレンタルビデオ屋でバイトしていた関係上、映画が1本100円で借りれたんですねー。
いやー、あの頃は大学生だということもあり、まとめ借りして一括鑑賞をしてたのを思い出します。
懐かしいなぁ・・・。

13歳のときに妹をエイリアンにさらわれるというトラウマを抱える
秀才のFBI捜査官、フォックス・モルダーと、医学と物理の博士号を持つ
これまた秀才のFBI捜査官、ダナ・スカリーがエイリアン、超常現象、UMAをベースにして
いろいろな調査を重ねていくのが面白くてたまらなかったのを覚えております。

今回の作品は、全シーズン終了後の話を描いていたようです。
モルダーもスカリーもFBIを辞めて、お互いを人生のパートナーとしつつ
それぞれの道を歩んでいるところから話は始まっていました。

私が観ていたシーズンでは長年、二人がつかずはなれずにやってきていましたが
お互いを意識し始め、チューしたりするシーンがあったのを覚えています。
けれども本作では、結婚はしてないものの人生のパートナーになっていたのには驚きでした。
ベッドを共にするシーンなんてのもあったりして、「ああ、観てないうちに関係が深まったのね」と
感慨深いものがありました。

ストーリーは、ある女性FBI捜査官が何者かに誘拐され行方不明になります。
そしてその行方不明の捜査官のヴィジョンを観たという犯罪歴のある神父が
FBIにそのことを報告しますが、そういう電波系の事象に対処できる人間がいないため
FBIがスカリー経由で辞めたモルダーに捜査協力依頼をすることで話が動き出します。
まぁ、この行方不明事件の捜査を進める中で、X-ファイルよろしく
いろいろな出来事が起こっていくわけです。

X-ファイル自体、シーズンが終わって約6年のブランクがあったそうですが、
この作品の一番のテーマは超常現象やUMAではありません。
もちろんそれっぽいのが出てくるわけですが・・・。
個人的に、今回の作品からは
「人生、すべてが理性で割り切れるもんじゃない。
不合理なものを信じる、信じて行動することこそが人生で大事なことなんだ。」
という製作者クリス・カーターのメッセージを受け取りました。

若者もオッサンも年齢関係なしに、生きていればそれなりに
自分の信念に自信がなくなって後悔しそうになる瞬間ってありますよね。
自分は良かれと思って、○○という信念の元に行動してきたけど、
はたしてほんとにこれでよかったのかな?
自己満足だけをもとめて、他人のことをほんとに考えた行動だったかな?

とかね。いろいろ迷うわけじゃないですか。

そんな時、どうすりゃいいかといえば、これはもう選択肢が2つしかなくて
①自分の信念を信じる、いや、正確には信じたいと自覚して自分の人生を引き受けて進む
②逃げる

かのいずれかだよね。別に①、②のどちらを人生として選択しようがそれは本人の自由。
自分が悔いの無いようにすればいいだけの話なんだけど、この映画では
逃げ出す前に、自分の心の声(自信はないけど可能な限り自分の信念が正しいと信じたい)という
思いを大事にして生きてみてもいいんじゃない?もうすこしがんばってみない?
いまそれを辞めたら悔いは残らない?あきらめつくまで頑張ってみたら?

遠くから届く声・・・。
人生に正解はないさ。だったら自分の信じる道を、信じれるだけ信じて進みなよ。
そんなメッセージが伝わってくる映画でした。

上記の観点から、日本語訳の「真実を求めて」というのは誤訳だと思います。
良い訳が思い浮かびませんが「信じたい」というのが素直な訳です。
結論としても真実なんてないわけですから・・・。


ちなみに、映画の面白さという意味では、私のようなX-ファイル好きでもない人には
あまりお勧めできないかもしれません。せいぜい★★☆☆☆(40点くらい)でしょうか。
個人的な満足度は、懐かしさも含めて★★★★☆(75点)くらいです。

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