2008年10月29日水曜日

映画『ブーリン家の姉妹』を観た

これぞ必見!!

評価:★★★★★

いやー、凄かった。
今日、会社帰りにいま公開中の
ブーリン家の姉妹』を観てきました。

いやはや、素晴らしい出来でしたよ。
100点!!





正直、映画を観るまでブーリン家が一体どんな家系なのかも分からない状態でした。
私がこの映画の背景になっている時代についての知っていることといえば、
せいぜい高校時代の世界史レベルの知識です。

ヘンリー8世。
イギリスに絶対王政を確立した人物。
前妻と離婚し、新しい妃を迎え入れたくカトリックの総本山、ローマ教皇庁と対決する。
離婚問題で教皇と対立すると、1543年に国王至上法を成立させて、
ローマ教皇庁と断絶し、イギリス国教会を設立、首長となる。
ヨーロッパに近代国家が形成されようとした時期において、とりわけエキセントリックなオヤジ。

このくらいしか知りませんでした・・・。

で、この映画の内容は、その離婚問題の発端となった新しい妃である
アン・ブーリンとその家族を中心とした私利私欲に目がくらんだ人たちの、
言い換えると物凄い人間くさい人たちの政治劇です。

まったく持って知らなかった・・・。
ローマ教皇庁と断絶までして結婚した新しい妃を、己が手で処刑台に送っていたとは。
この映画を観て、教科書で学んだ世界史の一コマが私の中に血肉になったような感じがしました。

ま、あらすじはこんなところです。

見所は何といってもナタリー・ポートマンが演じる、アン・ブーリンが国王ヘンリーを
手篭めにしていくところでしょう。見ていて怖いほど旨い!!と思いました。
男、それもプライドや地位の高い人間をどのように自分に振り向かせ、
かつ依存させていけばいいのかが、これでもかというくらい見事に演じられています。
「あー、あんなふうに攻められたら俺も堕ちる」と思いました。
まぁ、だれも私なんかを堕とそうなんて思わないでしょうが・・・。

それくらいナタリー・ポートマンが演じる、アン・ブーリンは見事だった。

それ以外にも、アンの妹を演じたスカーレット・ヨハンソンも素晴らしかった。
ヘンリー国王役のエリック・バナも良かったし・・・。
出てくる人たち皆いい演技をしていたよ。

こりゃやられたね。

この映画の感想を一言で言うと、男より女の方が何百倍も賢くて強いし怖いということです。
日本全国の男性の皆さん、この映画を見て歴史とともに女性の怖さを勉強しましょう。

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