2008年10月3日金曜日

ペイ・フォワード

最近、自分の仕事に価値を見出せず、グダグダの精神状態で仕事をしていました。

それを見透かすかのように、今いる職場のボスが外出帰りに電話で
「今忙しくないなら××まで出ておいで」と声がけをしてくださった。

なんだろうと思って出かけてみると、喫茶店に案内され
延々と30分くらいにわたって本気で叱られました。

叱られた内容に対しては「おっしゃるとおりで、返す言葉がありません・・・」という感じなんですけど、
なんというかな・・・今年60で、かつ私が勤める大組織の
いわゆるトップマネジメントの一人であられる方が、
わざわざ下から数えた方が早い職級の馬鹿社員をわざわざ外に呼び出して
指導してくださるということに、ほんと感謝の気持ちでいっぱいになった。
と同時に今の自分が最大級に情けなくなった・・・。


私は普段から最高級の尊敬をこめてこの人を「ボス」って呼んでいるんですが、
そのボスが今日も私を外に呼び出された。
「またお叱りをうけるのかなぁ」と戦々恐々としていたのですが、
本日は仕事に対する心構えや、今やっているビジネスの世界動向など、
非常に参考になる話だけでした。

あまりに恐れ多かったので、喫茶店からの帰り道に冗談交じりに以下のようなことを聞いてみた。

「なんでボスは、私みたいな担当にそこまで気を使って指導してくださるんですか?」
「私は何をしたらボスに、その好意を返せますか?」

ボス、照れくさそうに曰く
「これが社員教育さ。俺に好意を返そうと思うなら、学んだことを、是非、君の下の人間、
次の世代に対してに対して教えてあげてくれよ」と。

ある人間から頂戴した好意をその人間に対して返すだけでは、好意のサイクルは閉じてしまう。
我がボスのような行動をペイ・フォワードというのだろう。

今日は、社会人をやっていて忘れがたい一日でした。
さて、自分はどうやったら次の世代に対してボスからもらった好意を伝えることができるだろう?

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